2010年 02月 12日
伝統工芸を守れ^^!☆ありがとうございます/春慶塗りお重箱 |
我が家のある横浜では、さっきまでチラッと雪が舞っていました。今日も全国的に寒い一日になるそうですね。
先日は、飛騨春慶塗りのお重箱をご注文いただきましたので、この折に「塗り物」の状況などお話してみたいと思います。
先日、伺いたいことがあって木地師の佐竹康宏氏にお電話をしてお話しておりました。3日ほど前には飛騨春慶会館、工房の小川さん(私がとても頼りにしている方)とお話をしておりましたが、山中、飛騨高山でも、職人さんが少しづつやめていかれている現状を話されていました。
いつもお願いする定番の漆器が工房で欠品しているのでお尋ねしたら、小川さんから「もう、この器を作る方が辞められて、作ってないんですよ。。」という言葉を聞くことがおおくなりました。
漆器市場が輸入品や、加工品(プラスティックのお重やお椀など)に占拠されて、本物の漆塗りのうつわが徐々に居場所を失いつつあるという、そして一流の腕を持つ曲げ物師、塗師さんなど、多くの職人の方がたがやむを得ず他の職業に転職していくことも珍しくないと仰っています。
本物はいいけれど高価すぎる、、ということで、家庭からだんだん姿を消しつつある漆の塗り物。しかし、一つ一つ手間隙かけて手作りされる器から感じる伝統の技の素晴らしさや五感を通して感じる温かさ、優秀さも伝わってくる器を、大切に親から子、子から孫へと時を経て受け継がれるうつわとして、もっともっと伝統工芸を大切に思い、広めていくべきと思えてならないのです。
・・っと、携わってまだ長くない私が言う立場ではないですが、現状を窺うにつけ、私にも何か出来ることがあればと思いました。
☆ ☆ ☆
そして、ここのところ慌てて更新してどうも文章になっていなかったり、よく調べずに記事にしていたり(オリンピックの開幕日など;´Д`)でほんとにごめんなさい!翌日読み返して顔が赤くなること多々^^;。これからは気をつけなければ!と思っております~(m_m)
今日はもう金曜日ですね~!本当に早いです。
ぜひ良い週末をお送りくださいね。
ありがとうございます☆
茨城県小美玉市にお住まいのKさま。
飛騨春慶塗のお重箱「手提げ三段重」のご注文を頂きました。ありがとうございました。
こちらは三段のお重箱・・ではありがますが、小さめですので気軽にお使い頂ける重宝な一品かと思います♪お重箱と言いますとお正月のものというイメージがありますが、こちらはご家族用のお弁当箱として、運動会や、お彼岸のおはぎなど詰めたり、これからですとお花見に美味しいおかずを詰めてお出かけするのもいいですね♪それでも3段ありますので割りと入ります^^。日々の暮らしに春慶塗の美しいお重箱を手軽に添えて楽しんでみてくださいませ^^。またのお越しをお待ちしております♪
東京都文京区にお住まいの、Nさま。
兵左衛門の塗箸「月うさぎ」の14.5(青)、18センチの赤、そして蔵珍窯のお茶碗「いちご小碗」「色絵水玉碗」のご注文を頂きました。ありがとうございます。
蔵珍窯の子供碗、ちょうど赤系のいちごと青系の玉紋は、お女のお子様、男のお子様へ雰囲気も合って、月うさぎのお箸と合わせるととても可愛らしい一組になりますね。お子様に気に入っていただけるといいのですが♪お箸は天然の国産漆を使用しておりますので、安心してお使いいただけます。Nさまの食卓にて活躍してくれますことお祈りしています♪何かございましたらお尋ね下さい。これからもどうぞよろしくお願い致します。
OnlineStore「LaTableD'hote」
by yoko_furumoto
| 2010-02-12 08:45
| 店主からお客さまへ